長編小説「永別了香港」全章アップロード完了
物語は遂に最終章をアップロード。「長編エンターテインメント小説」は遂に大団円を迎えます。
第1章~第11章は原稿用紙3500枚を越す。
 歴史上の人物でもない、私と等身大の無名の人物が主人公である。
それに活字離れの時代、何もそんなに長い物語を書かなくても、と書いた本人も思っている。しかし本格的にプロットを構築し、これぞ長編小説というものを目指したくなった。
 しかし、糊口を凌ぐため、日々の仕事に追われ、中々時間がとれず、書いては中断、また書き始めて中断と、結局、構想してから書き上げるまで時間がかかってしまった。加えて、この小説「永別了香港」は100パーセント私の創作だが、個々の事象については、事実のところも大分あるし、事実を基に脚色を加えた部分もある。公表すればあらぬ誤解を受ける恐れもあった。しかしそれも、今では時効となり迷惑も掛かるまいと思い、脱稿した。
 ただ、細切れの執筆で、筆致や、細部の記載に不一致があるが、それ以外の修正は出来る限り最小に止め、それも「小説」の特徴と割り切ることにした。(誤字、脱字、変換違いなど初歩的なミスはまだまだ沢山あると思いますが、ご容赦頂きたい)
●舞台となった香港
 今から24年前の香港。それまで日本人の手になる香港を舞台にした「小説」は、私の知る限り全くいい加減なものばかりだった。香港の実際社会の裏と面、中国人、華僑、欧米人達の香港でのビジネス世界を実地に体験した、私の体験を通して、遠くて近い国、中国と日本について疑似体験をしていただければありがたい。香港にとって、一番輝いていた、天安門事件から十年来のことが描くことによって、今の「中国」がきっと見えてくるはずである。
●意図したこと
 小説と名の付く限り、一度作者の手元を離れれば、どう解釈されても否やはないが、作者の意図はあらかじめ明確にしておきたい。
 場所や風景の描写は作者の意図を込めて、かなりしつこく書き込んである。それが絮説と評されても、むしろ甘んじて受けたい。一度、そのリズムに慣れれば、長編でも最後まで読んでいただけると自負している。
 バブルの絶頂期、その恩恵に預かれない焦りを抱いた主人公が、香港と東京を舞台に、仕事を探して様々な人間に出会う。異文化の人間達との交流を通して、次第に成長していく様子を読んでいただきたい。
 作中、主人公の経営や経済に関しての独白、哲学的な思考パターンを批評の対象に読んでいただくのもいいし、男と女の出逢いの面白さ、切なさ、夫婦や子供との関わり方、男女の「性差」や、セックスそのものの描写を楽しんでいただいてもよい。また、アニーという不思議な女性と妻聖子との間で揺れる主人公の心情を忖度していただいてもいい。講読はここからどうぞhttp://www.dlmarket.jp/default.php/manufacturers_id/2744

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